K-1ファイター玖村将史のまさかの目標「全階級と各時代のパウンドフォーパウンドになる。そして40歳まで現役を続けたい」
インタビュー【格闘家プロファイリング】将来
格闘家は何を考え日々過ごしているのか? 記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面を探る新企画「格闘家プロファイリング」。1人目は「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で開催される「-55kg世界最強決定トーナメント」に出場するK-1ファイターの玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)。これまで「こだわりor好きなもの。これだけは譲れないものや事」「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」を聞いてきた。今回のテーマは「近い将来と遠い未来」について。(全5回/第3回) ◆ ◆ ◆ 近い将来と遠い未来。どのような展望を描いていますか? 「キックボクサーとして、全階級と各時代のパウンドフォーパウンドになること。全格闘家の中のパウンドフォーパウンドになることが格闘技をやっている中での近い目標です」 それはK-1でいえば魔裟斗さん、武尊選手、他団体も含めると那須川天心選手といった選手も含めてのもの? 「歴代のパウンドフォーパウンド、過去も含めて一番になることが目標です」 現在25歳。40歳まで現役を続けたいとのことでしたが、あと15年についてはどういうプランを? 「取りあえずは今度のトーナメントで優勝してトップに立つ。そして35歳くらいまではバリバリのトップでい続けたいなと思っています。その先は自分の体がどうなっていくかは分からないんですが、他の王者がみんな若い中で一人だけ40歳くらいで王者になっているのはかっこいいなと思っているので、それをモチベーションにやっています」 確かに35歳までトップというのはある程度想像できますね。 「40歳が近づいてくると、ある程度落ちてくるとは思いますけど、それでもトップでい続けられることを目標にやっていますね」 ここ数年、日本といいますか東京の夏は熱帯化しています。これだけ暑いとトレーニングにも影響があるのではないかと思うんですが…。 「めちゃくちゃ暑いですよね。夏場の練習が一番きついです」 ロードワークをすると思うのですが、夏場のロードワークって危なくないですか? 「昼間は走らないです。走るのは夕方とか夜とか」