ヘビー級の”2秒”KO!「8連続1R負け」男が、元UFCファイターに劇勝=素手ボクシング
11月23日(土・現地時間)米国ロサンゼルスで開催された素手ボクシング大会『BKFC LA』のヘビー級戦(2分5R)では、MMA8戦連続1Rフィニッシュ負けの男アンソニー・ギャレット(35=米国)が、開始2秒で、元UFCラバー・ジョンソン(48=米国)を1R 開始2.5秒のワンパンでKO! 元UFCファイターのジョンソンは目を見開き驚いたような表情で硬直し、10カウント以内に立つことが出来なかった。 【フォト&動画】まさに秒殺、カウンター1発で相手は硬直ダウン ギャレットは16年にMMAデビューすると、剛腕を武器にするが、21年5月の『LFA』から24年6月まで、なんとMMA8戦連続で1Rフィニッシュ負け。間にキックボクシングやボクシングで3戦ほど勝利しているものの、心の折れそうな結果だ。MMA6勝10敗。 BKFCには今年8月に参戦し、16秒KO勝利という好結果でデビューした。 今回の相手ジョンソンは、学生アメフトの人気選手上がりで、恵まれたフィジカルを武器に連勝を続け、UFCでもKOオブザナイトを連発。その後はベラトール参戦し、素手ボクシングでも連勝を重ねていた。 下馬評は、超ベテランだがエリートのジョンソンが上だ。 試合は、ジョンソンが左右のフックを振り回して前に出ると、ギャレットが下がりながら右カウンター一撃!その間、ゴングからわずか約2秒。ジョンソンは倒れ、起き上がろうとするも身体が硬直したようで、カウント終了を待たずに試合が終わった。記録は1R12秒。 ギャレットは興奮し「ヘビー級の奴ら、注意しておけ!俺はここにいる!」と絶叫。前戦の16秒KOに引き続き、秒殺記録を塗り替えた。 海外メディアの中には「負け続けの厳しい戦いの中、彼はようやく居場所を見つけたようだ」と祝福のメッセージを送る所もあった。