「10日くらい前から出す出す言っていた」青山学院大・原監督も驚嘆 野村昭夢は“有言実行”の史上初6区56分台
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路) 2年連続8回目の総合優勝を飾った青山学院大。野村昭夢選手(4年)が、2年連続の6区山下りで56分47分の区間新記録をマーク。この区間、史上初の56分台でした。 【画像】チームメートのメッセージ入りシューズを履き6区区間新を出した野村昭夢選手 レース後、足の状態について聞かれると「左の足裏が血豆というか、そんな感じでちょっと痛いです」と明かした野村選手。 驚異の走りに解説を務めた瀬古利彦氏は「飛んでいるような走りだったね」と絶賛。さらにその大きなストライドに「多分あれ測ったら自分の身長の1.5倍くらいあるんじゃないの?」と、興奮気味に話します。 また原晋監督は「びっくりですよ。かっこよかったですよね」とこちらも興奮気味。続けて、「10日くらい前から56分台を出す出す言っていて、そんなに無理しないでいいよって言っていたが、有言実行でした」と語りました。 野村選手は「本当にこの1年間は56分台を目標に箱根まで取り組んできたのでその結果、継続して練習できたので、56分台につながったのかなと思います」と、充実した表情で振り返っています。