テニス=アルカラス、サウジ大会参加は「史上最高報酬が動機」
[ 28日 ロイター] - 男子テニスのカルロス・アルカラス(スペイン)は28日、サウジアラビアで今月行われたエキシビションマッチのシックス・キングス・スラムに出場したのは記録的な高額賞金が理由だったと明かした。 シックス・キングス・スラムは優勝賞金が推定約600万ドル(約9億2000万円)と破格で、準優勝だったアルカラスも4日間の大会で150万ドルを獲得。優勝したヤニク・シナー(イタリア)は巨額報酬ではなくスポーツとしての挑戦のために出場したと強調したが、アルカラスは金銭的な側面が大きかったことを認めた。 アルカラスは「私はテニスが大好きで、ほとんどの場合でお金のことは考えない。ただし現実的になる必要もあり、稼ぎたいとも考えなければならない。それだけのことだ」とコメント。「サウジでの賞金は史上最高額なので、少なくとも私にとってはいいモチベーションになった」と続けた。