「年収1000万円」は本当に高年収ですか? わが家は「年収500万円×2」の共働きなのですが、子どもがいて余裕はありません。もう少し“裕福な暮らし”ができると思っていました…
まとめ
2023年時点において「世帯年収1000万円以上」の世帯は全体の11.7%、「児童のいる世帯」に限れば26.6%を占めています。「世帯年収1000万円」の家庭は、実はそれほど珍しいものではなくなってきており、抜きん出て裕福な家庭であるとは言えなくなっている状況です。 子育て中の共働き世帯おいては、子どもの教育などに費用がかかるほか、両親が多忙であることから外食や家事サービスを頻繁に活用するなどの出費がかさんでいることも考えられます。「年収1000万円」とは言え、本当に余裕のある生活を送れている家庭は、想像より少ないかもしれませんね。 出典 厚生労働省 2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況 総務省 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 1世帯当たり1か月間の収入と支出 2-5 年間収入十分位階級別 2023年 執筆者:山田 圭佑 ファイナンシャル・プランナー技能士2級・AFP 国家資格キャリアコンサルタント
ファイナンシャルフィールド編集部