アンフィールドで素晴らしいプレイ見せたマンU、しかしアモリムは激怒!? そのココロは……
実力はあるのに一貫性がない
プレミアリーグ第20節、マンチェスター・ユナイテッドは首位リヴァプールと対戦し、2-2のドローとなった。チームが混乱に見舞われるなか、首位相手に終盤に追いつく執念のドロー。しかも敵地アンフィールドでの対戦ということを考えれば賞賛すべき結果だが、意外なことにルベン・アモリム監督は試合後の会見で怒りをあらわにした。 [動画]リヴァプールに逆転されるも終盤に追いついたユナイテッド 「他の試合のせいで、私はさらに腹を立てている。いくつかのことは理解しがたい。これはシステムや技術の問題ではない。別の問題なのだ」 「今日は腹が立っている。本当に腹が立っている。パフォーマンスに満足しているが、今日の試合では誰もがよくやったと言うだろう。今日、チームに対して腹を立てているのは私一人だ。だが、今日我々はチームとなっていた」 「先月は良い試合がいくつかあったが、その後また落ちてしまった。これは本当に一貫性を持たなければならないことだ。マンチェスター・シティ戦のあとも同じ話をしたのに、同じだった」 アンフィールドでリヴァプール相手にこのような戦いを見せることができるのに、なぜそのパフォーマンスと気迫を毎試合出せないのか。アモリム監督が言っているのはそういうことだろう。キャプテンのブルーノ・フェルナンデスも監督に同調し、同じ考えだと語っている。 「リーグ首位で、今季のプレミアリーグで傑出したチームであるリヴァプールを相手に、アンフィールドでこのプレイを見せられるのに、なぜ毎週できないのかと、とても悔しい思いをしている」 ユナイテッドは自信をつかみ、ここから巻き返しを見せられるだろうか。今後に期待が持てるパフォーマンスだったことは確かだ。
構成/ザ・ワールド編集部