アトレティコ、DFサヴィッチの退団を正式発表…9年間の在籍でラ・リーガ制覇やEL優勝に貢献
ラ・リーガのアトレティコ・マドリードは26日、モンテネグロ代表DFステファン・サヴィッチの退団を正式発表した。 現在33歳のサヴィッチは、2009年にセルビアのBSKボルチャでユースからトップチームへと昇格。パルチザンとマンチェスター・シティ、フィオレンティーナを経て、2015年夏にアトレティコ・マドリードに加入した。1年目から公式戦24試合に出場すると、以降はセンターバックのレギュラーとして堅守を誇るクラブの主軸に定着。9年間の在籍で公式戦通算297試合に出場し、ラ・リーガ制覇やヨーロッパリーグ優勝に貢献してきた。 アトレティコ・マドリードとの契約を来夏まで残していたサヴィッチは、2023-2024シーズンも公式戦33試合に出場。しかし、先月には移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が今夏での退団の可能性を指摘し、クラブとの現行契約を残しているものの、本人が退団を希望したことからアトレティコ・マドリード側もこれを容認する意向と伝えていた。 そんななか、26日にアトレティコ・マドリードはクラブ公式サイトでサヴィッチの退団を発表。「モンテネグロ人は9シーズンと297試合を終えて我がクラブに別れを告げる」と述べつつ、「アトレティコ・マドリードは、ステファン・サヴィッチの9年間のクラブへの貢献に感謝し、彼の将来の幸運を祈っている」とメッセージを添えた。 なお、サヴィッチは新シーズンからスュペル・リグ(トルコ1部)のトラブゾンスポルでプレーする。
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