第7ピリオドで逆転に成功し笑みを浮かべるカーリング女子日本代表

◇パンコンチネンタルカーリング選手権大会日本10ー7カナダ(30日、ケロウナ) 2連覇を狙うカーリング女子日本代表（ロコ・ソラーレ）がカナダに勝利し、2連勝を飾りました。 【動画】カーリング藤澤五月が決意「成長した姿をお見せしたい」カーリング女子日本代表(ロコ・ソラーレ)が新シーズンへ始動 初戦でニュージーランドに勝利した日本は、カナダ戦でも序盤から優勢に試合を進めます。しかし、第6ピリオドにミスから3得点を奪われ逆転を許した日本は、1点を追う第7ピリオド、複数得点を狙います。 ナンバー1ストーンをカナダに抑えられている中で、日本の藤澤五月選手のラストショット。

第7ピリオドのラストショットを投じるカーリング女子日本代表の藤澤五月選手(黄色いストーン＝日本　赤いストーン＝カナダ)

まずは、相手のナンバー1ストーンをはじき出し、日本がナンバー1ストーンをとります。しかし、このままでは1得点しか獲得できません。

日本がナンバー1を獲得するもナンバー2は赤のカナダ(黄色いストーン＝日本　赤いストーン＝カナダ)

ところが、ここから日本の黄色いストーンが思いもよらない動きをします。黄色いストーンがそのまま外に流れると思われた瞬間、カーブしながら中の方向に戻り、ナンバー2ストーンになりました。

日本の黄色いストーンがカーブしナンバー2を獲得(黄色いストーン＝日本　赤いストーン＝カナダ)

これでナンバー1とナンバー2を抑えた日本が一挙に2得点をあげ逆転に成功。このスーパーショットに日本代表の選手たちも思わず爆笑してしまいます。 その後も、順調に得点を重ねた日本が強豪のカナダに逆転勝利を収め、2連勝を飾りました。