レクスト、繰り返し使える“巻くタイプ”の「レゾナンス・チップ」
レクストは、オーディオ用制振アクセサリー「レゾナンス・チップ」の“巻くタイプ”「レゾナンス・チップ W」を本日12月20日より発売する。直販サイト価格は8,800円(税込)。 同社によると、従来のレゾナンス・チップは貼り付けて使うタイプなため、一度剥がすと使えなくなることが欠点だったという。そこで何度も使えるようにするべく、樹脂ワイヤーによる「巻くタイプ」を開発。先日発表された「レゾナンス・チップ GP」とあわせて次世代のレゾナンス・チップだとしている。 本年6月からは同社メルマガ会員限定での先行販売を行なっており、すでに400本以上が売れているとのこと。この度、同社直販サイトとAmazonでの一般販売がスタートするかたちだ。 レゾナンス・チップは高層ビルの風揺れ対策にも応用される動吸振器を小型化し、音楽に不要な微振動を制振するアイテムとして応用したものだが、今回のレゾナンス・チップ Wでは制振焼物とワイヤーでこの動吸振器を形成。制振したい対象物に取り付けることで共振振動数が同調し、共振振動数付近で制振するという。 樹脂ワイヤーは自由に折り曲げることが可能で、かつ曲げたままの形をキープするため、さまざまなものに巻き付けることができると説明。巻くだけではなく、スピーカーの隙間に挟み込む、対象物に置くなど、自由な発想で使えるとする。 外形寸法は長さ約150mm×直径約7mm(コア部)で、質量は約1.1g。なお同社は、本製品は音質改善効果をフルに発揮するまでに10分程度の時間経過が必要となるため、「巻いたり外したりを繰り返すのではなく、じっくり聴いて効果を確かめてほしい」と紹介。また、「外せばすぐに元の音に戻る」ともアナウンスしている。
ファイルウェブ編集部