JAL、4-5月サーチャージ引き下げ 欧米往復6.6万円、ハワイは4.2万円
日本航空(JAL/JL、9201)は2月27日、国際線旅客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、2024年4-5月発券分を引き下げると発表した。往復の場合、欧米は6万6000円、ハワイは4万2000円となる。原油価格は徐々に落ち着きを見せているが、為替相場は一時的には円高に振れつつも円安傾向が続いている。 【写真】JALのA350-1000個室ファーストクラス 対象は4月1日から5月31日発券分。日本発のひとり1区間片道あたりの燃油サーチャージは、ハワイを除く北米・欧州・中東・オセアニアを4万3600円から1万600円引き下げて3万3000円に、ハワイ・インドネシア・インド・スリランカは2万8200円を7200円引き下げて2万1000円とする。 前回2-3月発券分の基準となった2023年10月から11月までの2カ月平均と比較すると、市況価格は1バレルあたり8.6ドル低下。為替平均は4.41円円高に振れ、円換算した市況価格は1737円低下した。 ◆24年4-5月発券分の燃油サーチャージ 北米・欧州・中東・オセアニア 33,000円 ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ 21,000円 タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ノヴォシビルスク 18,000円 グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・イルクーツク 11,000円 東アジア(除く韓国・モンゴル) 8,500円 韓国・極東ロシア 3,500円
Tadayuki YOSHIKAWA