照ノ富士、明治神宮奉納土俵入り 今年は11度目優勝へ
大相撲の横綱照ノ富士が7日、東京・明治神宮で奉納土俵入りを行い「(優勝)11回目を目指して頑張りたい」と今年の目標を掲げた。両膝痛などによる2場所連続全休からの復活を期す初場所(12日初日・両国国技館)に向けては「万全の状態までもっていきたい」と述べるにとどめた。 太刀持ちに尊富士、露払いに錦富士を従え、力強い不知火型を約2100人に披露。「無事な一年を祈った。一年の始まりということで、自分の中でも気を引き締めてやっていく」と話した。 7日は東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で相撲は取らず、ぶつかり稽古を中心に調整したという。「まだ時間はあるので、徐々に戻していければいい」と冷静に語った。