香取慎吾が“最低男”を本気で熱演、全く新しいジャンルのドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』の見どころは?
香取慎吾主演の新木曜ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)が1月9日(木)よる10時より放送開始。およそ11年ぶりにフジテレビ系連続ドラマの主演を務める香取慎吾が、人生のやり直しを懸けて、世の中を変えようと奮闘する“日本一の最低男”」を演じる本作の見どころをお届けする。(文・編集部)
全く新しいジャンルの“選挙&ニセモノ家族ドラマ”
本作は、“ニセモノ”の家族が、いつしか“ホンモノ”の家族へと変わる様が、笑いあり、涙ありで描かれるオリジナル脚本。香取慎吾演じる主人公・大森一平が、区議会議員選挙で当選するために、選挙へのイメージアップ目当てでシングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと同居を始める“選挙&ニセモノ家族ドラマ”だ。 時代が急速に移り変わる中、多様化する「父親像」や「男性像」、昨今改めて見つめ直されている「ケア労働の価値」、そして、今の時代における「新しい家族のあり方」など、日常生活の中に存在する社会問題に鋭く斬り込んでいるのも、本作の大きな特色。 また第1話は、草彅剛のゲスト出演が見どころだ。2023年のドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)の主人公・鷲津亨として、作品の枠を超えた夢の共演を果たす。好対照な2人のキャラクターがいったいどんなやりとりを繰り広げるのか、要注目だ。 “日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する成長物語に期待したい。 【第1話あらすじ】 ニュース番組のプロデューサーだった大森一平(香取慎吾)は、ある不祥事が原因でテレビ局を追われるように退社。現在は、父親が残した実家に引っ越し、フリーの政治ジャーナリストを名乗るも、無職同然の冴えない生活を送っていた。そんな一平はあるとき、衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)の公設第二秘書で、小学校時代からの幼なじみでもある真壁考次郎(安田顕)から助言を受け、政治家への転身を決意。次期区議会議員選挙に当選を目指して人生の再起を図る。 そこで、一平はふたりの子どもを育てながら保育士として働くシングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)一家を呼び寄せて同居することに。しかしその同居の裏には、家事や育児に取り組むことで生活者目線があるところを選挙でアピールするという“最低”な思惑があった。 一平には陽菜(向里祐香)という妹がいた。報道マンとして多忙を極めていた一平とは疎遠で、父親の世話などはすべて陽菜が背負っていた。やがて陽菜は結婚し、長女・ひまり(増田梨沙)を授かったが離婚。その後、正助と出会って再婚した陽菜は長男の朝陽(千葉惣二朗)を産み、家族4人で幸せな生活を送っていたが、闘病の末、他界してしまう。 仕事と育児をひとりで背負う生活に不安を抱いていた正助は、「育児をサポートしたい」という一平の申し出に心から感謝する。一平は、そんな正助に「自分に任せてくれれば大丈夫だから」と、“ニセモノ家族”との生活に意気込むのだが…。
編集部