日大再回答で関学大が会見(全文5完)褒められるため、では大一番に勝てない
今回の問題で関学大としてアメフト界での役割は?
神戸新聞:神戸新聞の【オガワ 01:19:09】と申します。小野ディレクターに1つだけちょっとお伺いしたいんですけれども、今回の会見が、今回、【******* 01:19:16】被害者側のお立場であるとは思うんですけれども、関学さんとしてはやっぱりこれまで大学のフットボール界を牽引してきた立場というのもあると思うんですね。このやりとりの中の被害者としての立場じゃなくて、それを踏まえた上での少し上の、上というか、広い目で見たときに関学大さんとしては再発防止策をどのように考えてはるか、もしくはこのことを踏まえてフットボール界にどのような役回りをしていきたいか、このことについてちょっとお伺いできたらと思うんですけど。 小野:私自身は最初からこの事案はスポーツの範疇を超えたものだというふうに考えておりまして、正直なことを言えば、スポーツの安全対策の話とか、ここはちょっと微妙なところがありますが、指導者の指導の仕方とかいうところの話の延長線上にあるようなものではないんではないかというふうに考えておりまして、これはアメリカンフットボールの中で起きたこと、スポーツの中で起きたことなんですけども、もう場を借りた、いるだけで、その本質とは懸け離れたことが起きていたのではないかというふうに認識をしています。ですので、われわれがいくら安全対策を進めていったとしても、あのような行為は防ぎようがないと思いますし、そういう意味では、私自身は個人的には、この話はスポーツのこと、スポーツの安全のこと、指導のこととは切り離した議論をしていただきたいというふうに基本的には思っています。 ただ、やはり、一般の知らない方がフットボールの危険性というようなことを話されることを考えれば、われわれがどれぐらいその安全対策をしているかっていうことについては、もし、機会があればお話をさせていただきたいですし、要望があればいろんな形で伝えていきたいと思っています。格闘技の要素がありますし、非常に強いコンタクを伴うスポーツですけれども、これはもう安全に最大限の配慮をしながら進めていくという競技ですので、そこについては別の機会に、これと一緒にしないで話をできるだけちゃんとしていきたいというふうに思っております。 神戸新聞:ありがとうございました。