中居正広、事実上の活動休止 全レギュラー番組差し替え、ソフトバンクなど出演CMは動画削除 ニッポン放送社長「コミュニケーションは取っている」
女性とのトラブルが報じられているタレント、中居正広(52)が8日、事実上の活動休止状態となった。この日、MCを務めるフジテレビ系「だれかtoなかい」(日曜後9・0)は「当面の間」放送休止し、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・0)は11日の放送を休止すると各局が発表。その他の全レギュラー番組も差し替えや出演シーンがカットされるなど、事態は深刻化してきた。 【写真】中居正広、約30年前に大物司会者に恐怖した過去「尋常じゃなく怖いっすよ!」 司会業などで国民的タレントの地位を築いた中居が、かつてない危機に直面している。 フジは8日、トークバラエティー「だれかtoなかい」について、番組公式サイトで「番組MCの中居氏に関する報道を受け、状況を総合的に検討した結果、1月12日の放送から当面の間休止とする判断に至りました」と告知。今月から中居とともに出演する3代目MCを元V6の俳優、岡田准一(44)が務めることが発表されていた。 ニッポン放送は東京都内で定例会見を行い、冠番組「中居正広 ON&ON AIR」に関して11日の放送を休止すると発表。同局の檜原麻希社長は「さまざまな報道がなされている状況などを鑑みて、総合的な判断」と厳しい表情。代わりに放送する番組は「調整中」とし、18日以降の対応は「都度、判断していきたい」と述べた。 放送休止は中居側からの申し入れではなく、「あくまでもニッポン放送の編成的な判断」と説明。「先方にもお伝えして了解していただいている。レギュラー番組を持っているパーソナリティーなのでコミュニケーションは取っているが、詳細は控えさせていただきます」と話すに留めた。 中居をめぐっては女性との間にトラブルが発生し、中居が女性に9000万円の解決金を支払って示談したことが昨年12月に一部で報じられた。 その後、同27日に日本テレビ系「ナカイの窓 復活SP」、30日にテレ東系「芸能界オールスター草野球」と中居が出演する特番2本は予定通り放送。だが、年明け後に続報が出ると状況は一変した。 今月7日の日テレ系「ザ!世界仰天ニュース 4時間SP」は出演シーンを全面的にカット。10日放送予定だったTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ 新春SP」など、全レギュラー番組が差し替えや放送中止となり、ソフトバンクやタイミーの出演CMは動画が削除された。
中居は先月27日に有料会員サイトで「このたびは、大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません」と謝罪して以降、沈黙したまま。今後の動向が注目される。