1区区間賞の日体大・平島龍斗「正直びっくり」今年の箱根駅伝1区最下位から急成長…全日本大学駅伝
◆学生3大駅伝第2戦 全日本大学駅伝(3日、名古屋市熱田神宮西門前スタート~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ) 定刻の午前8時10分に1区(9・5キロ)がスタートした。1キロを3分、3キロを9分8秒、5キロを15分24秒とスローペースで始まった。大集団のまま残り1キロを切って、ラストのスプリント勝負に。日体大の平島龍斗(3年)が区間賞を獲得した。2秒差の2位に国学院大、同じ2秒差の3位に創価大、3秒差の4位に青学大が続いた。駒大は7秒差の13位でタスキをつないだ。 区間賞を獲得した日体大の平島は「正直びっくりしているのが一番です」と素直に喜んだ。今年の箱根駅伝では1区区間最下位(23位)だったが、10月19日の箱根駅伝予選会(ハーフマラソン)では全体19位で日体大の4位通過に貢献。「この全日本こそは、しっかり役割を果たそうと考えていました。2区以降もすごい力があるので、勢いづいたと思います」とすがすがしい表情で話した。
報知新聞社