【小倉競輪(ナイター)FⅠ】「練習だともっと弱い」松本秀之慎だが気になる天性の爆発力
<9日・小倉競輪・2日目> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 やっとの思いで優出にこぎ着けたのが松本秀之慎だ。初日特選は絶好の3番手から捲れず6着で、準決は先行して2着とはいえ上がりタイムは12秒3と平凡。レース後は「調子が良くない」と首をひねって、さらには「練習だともっと弱いんですよ」と苦笑いした。 それでも気になるのが天性の爆発力。兄・松本秀之介とそっくりな顔立ちで、同じようにスピードをもらっての捲りが得意。しかも「1、2班戦では単騎で優勝したこともあるし、嫌いじゃないですよ」と話すならば、調子うんぬんを抜きにして狙えそうだ。▼11R決勝は「ラインから優勝者を」と意気込む秋本耀太郎が、北日本タッグに猛抵抗する可能性も高い。そうなれば「一発が出れば」という単騎の松本にも勝機で、1―25―245。 ▼5R(普久原美海)前回久留米の予選1は好Sから久米詩をマークして2着に食い込んだ。今節は大敗続きだが、前々に攻める意識は十分だけに連穴として狙いたい。57―4=257。