山本由伸メジャー初登板は5失点の苦いスタート 43球中ボールが20球 死球も与え制球に課題を残す
◇MLB開幕2戦目 パドレス-ドジャース(21日、韓国ソウル・高尺スカイドーム) 韓国・ソウルで行われたパドレスとの開幕2戦目。メジャー初登板の山本由伸投手が初回から5失点失い、メジャーの洗礼を受けました。 【画像】山本由伸投手のブルペンでの投球を見つめるロバーツ監督 先頭打者に投げた初球をいきなりレフトへ運ばれると、続く2番タティスJr選手に投げたスプリットがひじに当たり死球を与えてしまいます。ノーアウト1、2塁で迎えた場面でクロネンワース選手から3ベースタイムリーヒットを奪われます。 2失点を許した山本投手はその後に、キムハソン選手にセンターへの犠打を打たれさらに失点。 初回から、コーチが山本投手の元へ。その際に解雇された水原一平通訳に代わりウィル・アイアトン通訳が一緒に訪れました。 その後、山本投手は空振り三振を奪うものの、制球は定まらず、2者連続タイムリーヒットを許し5失点で初回を終えました。 初回43球投げ、被安打4、5失点。半分近い20球がボールとなり、マウンドを降りた山本投手。苦しいメジャーデビュー戦となりました。