「敵意しか感じない」 キーウ市民、クリスマス当日も地下鉄駅に避難
ロシアによる侵攻の続くウクライナの首都キーウ(キエフ)ではクリスマス当日も、ロシアの巡航ミサイル発射を受けて全土で警報が発令され、市民は子供やペットと一緒に地下鉄の駅に避難した。ロシア軍はこの日朝、ウクライナの電力インフラや東部の都市を巡航ミサイルや弾道ミサイル、ドローン(無人機)で攻撃。ゼレンスキー大統領はクリスマスの日の「非人道的」攻撃と非難した。 ウクライナの首都キーウではクリスマス当日の朝も、ロシアのミサイル攻撃を逃れるため、地下鉄の駅に避難。子供やペットを連れた人々は攻撃が終わるのを待った。 キーウ住民のナタリア・ジウムチェンコさん 「子どもがいるので怖い。 もちろんクリスマスを家で祝いたいが、家にいるのが怖いので避難しなければならなかった。私たちは平和を望んでいる」 キーウ市民のソフィア・リトビネンコさん 「敵意のほかには何も感じない。 朝や休日をこんなふうに過ごさなければならないことにとても腹が立つし、悲しい。 状況が改善し、早く終わることを願う」 (ナレーションなし)