「Wリーグ」開幕目前!ENEOSサンフラワーズ宮崎早織「試合をするのがすごく楽しみ」元チームメイト渡嘉敷来夢&吉田亜沙美との対戦を控えて
◆若手メインのチームで臨むWリーグ
藤木:今シーズンは、元サンフラワーズの吉田亜沙美(よしだ・あさみ)選手と渡嘉敷来夢(とかしき・らむ)選手が同じチーム(アイシン ウィングス)所属となりました。今まで戦う機会がなかったと思いますが“先輩を倒したい!”というような気持ちはありますか? 宮崎:“倒したい!”というよりは、“(対戦して)どんな感覚になるのかな?”という気持ちがすごくありますし、やっぱり(チームメイト時代は)ずっと2人に育ててもらったので、試合をするのがすごく楽しみだなと思っています。 藤木:宮崎選手はチームの司令塔でもあり、(前シーズンから)キャプテンをつとめられていますが、どのようなバスケを目指していきますか? 宮崎:今シーズンは渡嘉敷選手がいなかったり、ベテラン選手が抜けてしまって若手メインのチームになっているので、優勝は絶対にしたいんですけれども、それ以前に良いチームを作りたいです。本当に新しいチームになるので、歴史あるチームを若い選手たちと一緒に作っていけたらいいなと思っています。 (試合面では)スピードの部分で速い展開のあるバスケにしていきたいと思いますし、戦っていくうえで守備がすごく大切になってくるので、ディフェンスが堅いチームになっていけたらいいなと思っています。 藤木:10月11日(金)・12日(土)に東京・国立代々木競技場第2体育館で迎える開幕戦の対戦相手がトヨタ自動車 アンテロープスですけれども、アンテロープスに対する印象は? 宮崎:めちゃめちゃ面倒くさいですね(苦笑)。みんな技術も高いですし、若いチームなんですが、もう(流れに)乗ったら倒せないぐらいすごく強いチームなので。 藤木:日本代表の山本麻衣選手もいるチームということで、パリ五輪では一緒に戦っていたチームメイトと対峙する、というのはいかがですか? 宮崎:よくマッチアップはするので、楽しいは楽しいんですけれど、彼女はオリンピックの初戦で脳振とうを負ってしまい、あまり試合に出られなくて、そのぶんリーグに懸ける思いは誰よりも強いんじゃないかなと思っているので……落ち着いてほしいなと思います(笑)。 (TOKYO FM「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」2024年10月5日(土)放送より)