「Wリーグ」開幕目前!ENEOSサンフラワーズ宮崎早織「試合をするのがすごく楽しみ」元チームメイト渡嘉敷来夢&吉田亜沙美との対戦を控えて
藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。10月5日(土)の放送は、バスケットボール女子日本代表の宮崎早織(みやざき・さおり)選手をゲストに迎えて、お届けしました。
宮崎選手は1995年生まれ、埼玉県出身の29歳。小学2年生のときにバスケットボールと出会い、世代別の代表を経験しながら、高校卒業後は現在も所属しているWリーグの名門・ENEOSサンフラワーズに入団。2018年から日本代表に選出され、今夏に開催されたパリオリンピックで自身2回目となる五輪出場を果たしました。
◆今シーズンから2ディビジョン制に
藤木:いよいよ10月11日(金)から「Wリーグ2024-25シーズン」が開幕します。新シーズンから2ディビジョン制が導入されるということですが、これは何が変わるのでしょうか? 宮崎:(2023-24シーズンの結果により)1位~8位のチームと9位以下のチームで(ディビジョンが)分かれるため、上位のチームだけで戦うシーズンになるので、よりタフになります。 藤木:観ている側からすると、うれしい好カードだらけになるわけですけれども、選手からするとちょっとハードなシーズンになりそうですね。 宮崎:そうですね。やっとオリンピックが終わってWリーグも盛り上がってきたところで“なぜ2つに分けるのか?”という疑問はありますし、もっと盛り上げるために“(9位以下のチームとも)一緒に戦いたかった”というのは正直な気持ちなんですけれども……。そんなことを言っていられないぐらいタフなゲームが目の前に迫って来ているので、オリンピックとはまた違った気持ちで臨んでいます。 藤木:ENEOSサンフラワーズといえば、リーグ優勝23回、全日本バスケットボール選手権優勝27回という伝統ある超名門チームですから、やはり優勝というものが求められてしまうんじゃないですか? 宮崎:そうですね。“優勝するのが当たり前”という雰囲気があるので、それはちょっとご遠慮いただきたいなと思っています(笑)。 藤木:(笑)。どのチームも優勝を目指して頑張っていますからね。 宮崎:そうなんです。以前は“移籍”が頻繁にできることではなかったのですが、最近やっと、才能ある選手がいろんなチームに行けるようになり、それによって優勝することがより難しくなってきていますが、いろんな人がいろいろなチームに行ったほうが、やっている側も観ている側も楽しいのかなと感じています。