ソフトバンク・甲斐拓也 既に巨人と交渉中と明かす 山川らとの“プレー”は「楽しい時間でした」
国内フリーエージェント(FA)権を行使したソフトバンク・甲斐拓也捕手(32)が19日、獲得に乗り出している巨人サイドと自身の代理人が既に交渉中であることを明かし、阿部慎之助監督(45)らと直接対話をした上で、移籍か残留を選択すると明言した。 宣言残留を認めるソフトバンクとは交渉中。この日、所属球団の4年最大12億円を上回る5年以上の大型複数年契約を用意している巨人との交渉もすでに始まっていると明かした。「いい条件というか、今までやってきたことをしっかり評価してくれていると思っている。そこは一緒」と、両球団から提示された誠意ある条件に感謝した。 現時点では、全ての交渉を代理人に任せている。だが「後悔のないように選択したい。僕も代理人に全てを任せるんじゃなく、話を聞いて今後の野球人生を決めていきたい」と、自らテーブルに就いて判断する方針。最後は監督ら球団首脳との対話かと問われて「そうですね。はい」と小久保監督、阿部監督のラブコールに期待した。 この日は福岡・飯塚市内で球団納会ゴルフに出席。山川らと同組で「楽しい時間でした」と笑顔を見せた。「なるべく早い段階で決められればいいんですけど」。ファイナルアンサーは近日中だ。(田中 昌宏)
報知新聞社