【全日本大学駅伝】「桑田、クヨクヨしてる場合じゃないよ」5連覇狙った駒澤大学、3区16位スタートから猛追の2位
優勝を逃した事実以上に、得た収穫
連覇は途切れた。駅伝の難しさも改めて思い知った。ただ、初出走の3人が経験を積み、主力たちは最後まで優勝を諦めずに、力を出し切った。「篠原や山川があれだけ衝撃的な走りをすることで『桑田、クヨクヨしてる場合じゃないよ』って、背中で見せているような感じがして、それがうれしかったです」と藤田監督。年明けの箱根駅伝に向けては、佐藤も戻ってくる見込み。選手層も少しずつだが、厚みが出てきた。もしかしたら優勝を逃した事実以上に、得た収穫の方が上回ったのかもしれない。そんなことを感じさせる、猛追の伊勢路2位だった。
第56回全日本大学駅伝
11月3日@愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前の8区間106.8km 優勝 國學院大學 5時間09分56秒 2位 駒澤大学 5時間10分24秒 3位 青山学院大学 5時間10分41秒 4位 創価大学 5時間13分17秒 5位 早稲田大学 5時間14分24秒 6位 城西大学 5時間14分57秒 7位 立教大学 5時間16分21秒 8位 帝京大学 5時間16分24秒 ーーーーーーーーーー 9位 東京国際大学 5時間17分46秒 10位 日本体育大学 5時間17分52秒
井上翔太