MLBコミッショナーが”弁解” 「ゴールデン・アットバット」に「特に賛成ではない」
MLB公式サイトや米スポーツ専門局ESPN(電子版)などは6日(日本時間7日)、MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーが批判が殺到している「ゴールデン・アットバット」ルール導入に関してトーンダウンしていると報じた。このルールは打順に関係なく、1試合に1度だけ任意の打者を打席に送ることができるというものだ。 マンフレッド氏は5日(同6日)にニューヨークで開催されたイタリア系米国人の野球団体のイベントに出席した際に、YESネットワークの取材に「第一に、私は数年前にこの種の変化について公に発言したが、特に賛成ではなかったし、それは今も変わらない」と強調。 その上で「しかし、もっと重要なのは、話し合いの段階から実際にメジャーリーグに導入されるまでには、非常に長い道のりがあるということだ。もしこの考えに反対なら、私は今のところそれほど積極的に検討しようとは思っていない」と語った。 また、マンフレッド氏は「非常に予備的な話し合い」であり、MLBのオーナーグループ全体で議論されたものではないとも明かしている。 ゴールデン・アットバットはOB、ファン、現役選手などから一斉に批判されている。トーンダウンするしかなかったようだ。
東スポWEB