【ジャパンC】ゴリアットの米国人馬主が追い切り完了を報告「参加ではなく勝つために日本へ」
「勝つために行く」-。ジャパンC(G1、芝2400メートル、24日=東京)に参戦するキングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者、ゴリアット(セン4、F・グラファール)が11日、フランス出国前の最終追い切りを無事終えたことを米国人馬主のジョン・スチュワート氏が自身のX(旧ツイッター)で報告した。 スチュワート氏は「東京のジャパンCで活躍するため、日本へ向かう前の最後の仕事を終えた野獣ゴリアット」という言葉でメッセージを書き出し、「私たちは競技に参加するためにわざわざ日本へ行くわけではありません。勝つために、そして、芝のレースでゴリアットが世界最強であることを示すために日本へ行くのです」と豪語した。続けて、「ええ、この言葉を引用していただいて構いません」という言葉に、“力こぶ”の絵文字を三つ並べて自信を見せた。 メッセージとともに投稿された動画には3頭の馬が登場。ゴリアットはその中心で左後肢を高く上げる独特の歩様を披露しており、スチュワート氏は「なぜ、彼がこんな歩き方をするのか疑問に思うかもしれませんが、これは彼がライバルを踏みつぶすことに慣れているからです」と挑発的な言葉で締めくくっている。 ゴリアットはキングジョージ6世&クイーンエリザベスS以来だった先月20日のG2コンセイユドパリ賞を勝利。順調な調整が伝えられており、13日にフランスを出発し、日本へ向かう予定になっている。