キタサンブラック産駒の“大器” 東スポ杯2歳Sで5カ月ぶり実戦
キタサンブラック産駒のクロワデュノール(牡2、栗東・斉藤崇史厩舎)が、東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳・GII・芝1800m)で無敗戴冠を狙う。 【写真】クロワデュノールこれまでの軌跡 クロワデュノールは父キタサンブラック、母ライジングクロス、母の父Cape Crossの血統。母は06年の英オークスの2着馬。半姉のアースライズは15年のフラワーCで2着、17年のマーメイドSで3着だった。 6月東京の新馬(芝1800m)でデビュー勝ち。番手で折り合い、直線は逃げたアルレッキーノとのマッチレース。同じ勝負服のライバルを競り落とすと、最後は2馬身半差の完勝だった。勝ち時計の1分46秒7は東京芝1800mの新馬では史上最速。これ以上ない走りで、大物誕生を印象付けた。 今回は5カ月ぶりの実戦となる点がカギだが、仕上がりは良さそう。舞台は初戦と同じ東京芝9F。ここもあっさりと突破して、クラシックの最有力候補に浮上したい。