【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
インテルに補助金
米バイデン政権は、半導体メーカーのインテルに79億ドル(約1兆2000億円)近い連邦補助金を支給することを最終決定した。半導体の国内生産を促進するプログラムからの直接補助金として最大規模となる。インテルへ補助金は以前に提案されたよりも少ない額ではあるが、同社が米国の4つの州で実施するプロジェクトが交渉で定められた基準を満たせば、インテルは補助金の受給を開始できる。政府高官によると、同社はすでに達成したマイルストーンに基づき、今年少なくとも10億ドルを受け取れるという。
置き土産
バイデン政権は減量効果のある医薬品の適用を公的医療保険制度に義務付けるルールを提案した。肥満症を患う数百万人がこうした医薬品を入手できるようになる一方、トランプ次期政権には巨額の医療コストが発生しかねない。新ルールでは肥満症治療としての適用範囲をメディケアで推定340万人、メディケイド(低所得者向け医療保険)で推定400万人の加入者に広げるという。トランプ氏が厚生長官に起用したロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は先月、健康的な食品を国民に提供すれば、GLP-1受容体作動薬に比べてほんのわずかなコストで「肥満と糖尿病の危機は解決」が可能だと述べた。
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