【全国高校ラグビー】桐蔭学園、春の王者・大阪桐蔭との大一番「いつも通りの気持ちで臨みたい」
第104回全国高校ラグビー大会は3日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準々決勝4試合が行われる。大会連覇を目指す神奈川代表の桐蔭学園は、春の全国選抜大会を制した大阪桐蔭(大阪第1)との大一番に臨む。試合開始は午後1時20分。 【写真で見る】選手の動きに目を光らせる桐蔭学園の藤原監督 桐蔭フィフティーンは2日、兵庫県内のグラウンドで約2時間、実戦形式の練習などで調整した。主将のフランカー申は「もちろん疲れはあるが、いい感じで体を動かせた」と振り返った。 大阪桐蔭には、春と夏の公式戦でいずれも惜敗。今大会の準々決勝も接戦が予想され、キックの精度も重要視している。ファーストキッカーのSO丹羽は「緊張せずに、自分のやれることを一つ絞ってやりたい」と集中した。 地元大阪チームとの対戦に、ナンバー8の新里は「自分たちが最初に得点することにこだわりたい。少しでも流れを持っていきたい。相手は相当ホームだと思うので」と警戒。2連覇に向けた最大のヤマ場に、副主将のFB古賀は「リベンジしたいという気持ちはあるが、いつも通りの気持ちで臨みたい」と意気込んだ。
神奈川新聞社