【大学野球】“4冠”目指す青学大 骨折の主砲・西川史礁が代打で復帰へ
第55回記念明治神宮大会(20日から6日間・神宮)の開会式が19日、東京・渋谷区の明治神宮会館で開かれた。大学の部は、全国の地区大会を勝ち上がった11校が出場。東都リーグの青学大は、春秋リーグ戦V、全日本大学選手権優勝と合わせ“4冠”に挑む。 昨年も“3冠”を制してこの大会に臨んだが、決勝で慶大に敗退。準優勝に終わっただけに、メンバーは強い思いを持って臨む。秋のリーグ戦の死球で右手人差し指を骨折し、戦列を離れていたロッテのドラフト1位・西川史礁(みしょう)外野手(4年=龍谷大平安)は、代打でカムバックする予定。「新チームが始まった時から“4冠”を一番の目標にやってきた。最後、いい形で終われるようにしたい」と思いを述べた。 17日のオープン戦で実戦に復帰。指名打者として2安打を放った。この大会は指名打者制度がないため、代打でひと振りに懸ける。「リーグ戦でケガをして悔しい思いをしたので、プレーヤーとして参加できるのは本当にうれしく思う。使っていただけるからには、自分のベストのパフォーマンスを出せるよう準備しています」と西川。22日の準々決勝で、福岡大と日体大の勝者と対戦する。
報知新聞社