今年最も注目されたモデルは!? ヒントは「エス」 2024年アクセス数ランキング/アイアン部門
ピンの連覇か? それとも鍛キャビ勢の初戴冠か?
GDO「ギアカタログでアクセス数が多かったモデルを、ランキング形式で発表していく年末恒例企画。第1弾のパター部門に続き、第2弾は弾きの良さとフィーリングを兼ね備えた軟鉄鍛造キャビティが流行の兆しを見せたアイアン部門をお届け。昨年は、年間を通して着実に票を伸ばしたピン「i230 アイアン」が王座についたが、果たして今年はどのモデルが栄冠を勝ち取るのか!? 【画像】2024年アクセス数ランキング/パター部門はこちら
■第10位:P770 アイアン(テーラーメイド)
第10位にランクインしたのは、今年発売されたテーラーメイド「P770 アイアン」のひとつ前のモデル2022年発売の「P770」。マークダウン品を求めるユーザーが増えたのか、それとも最新モデルと比較する人が多かったのか、ツアー系中空モデル「P」シリーズの人気の高さを実証した。試打コーナー「新製品レポート」のテスター・シオさんは、「やわらかい打感で、とにかくフィーリングが心地いい」と、打感の項目に5点満点を付けていた。
■第9位:222CB+ アイアン(ブリヂストン)
第9位に入ったのは、今年9月に発売されたブリヂストン「241CB」シリーズの前身「222CB+ アイアン」。寛容性の高い「+」が付くほう(兄弟モデルは「221CB」)のモデルで、やさしさと飛びをプラスした安定性の高さが特徴。試打コーナー「三者三様」の西川みさとプロは、最新作「242CB+」と比べた際に、「基本的にアドレスして上から見た形状は一緒。振り心地や打感もほとんど同じ」と評した。
■第8位:T200 アイアン(タイトリスト)
23年発売のタイトリスト「T」シリーズから、第8位に入ったのは「T200 アイアン」。素材を活かした飛距離性能と中上級者が好むスッキリボディの人気作。24年下期に登場した人気の鍛造キャビティアイアンを掘り下げる「'24鍛キャビ研究#3」では、同シリーズ「T100」「T150」のデータについて、クラブ設計家の松吉宗之氏が「普通に考えてあり得ない」と、その左右MOIとFP値の高さを分析した。
■第7位:スリクソン Z-FORGED II アイアン(ダンロップ)
7位にランクインしたのは、松山英樹がこだわり抜いた世界で戦うための新形状ブレードアイアン、ダンロップ「スリクソン Z-FORGED II アイアン」。今年の「ジェネシス招待」「フェデックスセントジュード選手権」の優勝、「パリ五輪」銅メダル獲得に大きく貢献。中古情報を発信する「中古ギア情報」では、歴代の松山モデルを中古で検索し、6本セットで相場は8万円台と紹介した。