新米の季節! ふっくら艶やかな白ごはんがエンドレスに進む「ごはんのお供」レシピ6選
新米が出回り、一年で一番、“白いごはん”がおいしい季節になりました。フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気連載「のっけて、食べる」より、ふっくら艶やかで、みずみずしい味わいの新米を存分に楽しめるレシピをまとめてご紹介します。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見!
◆わさびおかかのっけごはん
レシピ:白央篤司さん 先日、静岡県の伊豆地方を訪ねました。『伊豆の踊子』なんて名作の舞台にもなったあのあたり、わさびの一大産地でもあります。わさび農家さんを訪ねて取材していたんですが、「これが一番うまいごはんの食べ方!」と教えてくださったものを、本日はご紹介しますね。 ■材料(1人分) ・おろしわさび:小さじ1 ・おかか:大さじ1と1/2 ・醤油:適量 ・ごはん:1膳分 ■作り方 (1) わさびとおかかをよく混ぜ、ごはんにのっけて、醤油をかける。 シンプル・イズ・ベスト、という感じですが、わさびとおかかってありそうでなかった組み合わせ。わさびの辛さ×おかかの旨み×醤油の香り、たしかにごはんがバクバクいけてしまう! なんとも刺激的かつ、素敵なごはんのお供でしたよ。 本わさびってご自宅で使う機会はなかなかないかもですが、やっぱり格別のおいしさ。食いしん坊のあなた、ぜひ試してみてほしい。チューブのおろしわさびが余っているときにもいいですよ。おかかをもうちょい多めにして、海苔巻きの具にするのもおすすめです。 最後に、伊豆の山清水のカットを。 この日はまだ暑さが残っていて、水の冷たさがなんとも気持ちよかったなあ。道脇にはセリやクレソンが自生していて、あたりには栗が実りだしていて、なんとも豊かなところでした。
◆自作イクラ黄身おろしのっけ丼
レシピ:しらいのりこさん きのうの白央さんの「イチジク feat. ローストビーフ」のっけ、ご覧になりました? 洒落てる、洒落すぎてる……。白央さん、さらなる高みにむかってます。 アンサーフードとして、私は日本が誇る「イクラ feat. 新米」を。秋になってスーパーに出回る生筋子。実山椒、梅などの「今しかない」食材シリーズでは最強です。今回は塩漬けにしました。できたてのイクラはさっそく、大根おろしに卵黄を混ぜる「黄身おろし」と一緒に新米にのっけました。 写真はイクラを恐る恐るのっけたため少なめですが、その後、もちろん追いイクラをしました。秋だけの贅沢使いです。 ■材料(1人分) ・黄身:1個 ・大根おろし:大さじ3 ・イクラの塩漬けまたは醬油漬け:好きなだけ ・薄口醤油:お好みで ・ごはん:適量 ■作り方 (1) 大根をおろし、軽く水気を絞る。黄身を混ぜる。イクラを好きなだけのっける。お好みで薄口醤油をかける。 黄身おろしは和え衣としても使えます。お浸しに和えたり、焼き魚に添えたり。すき焼きにつけていただいても。余った白身はかきたま汁などに。ちなみに白身は冷凍もできます。