１０月８日（現地時間）、ウクライナ文化情報省傘下の戦略疎通・情報セキュリティーセンター（ＳＰＲＡＶＤＩ）が北朝鮮軍と推定される軍人が列に並んでロシアから補給品を受けているとして公開した映像。［写真　ウクライナＳＰＲＡＶＤＩのＸ　キャプチャー］

韓国国防部は５日、現在までにロシアに派兵された北朝鮮兵士が１万人を超えて、このうち相当数がロシアとウクライナ間の激戦地であるロシア・クルスクなどの戦線に移動したと明らかにした。 【写真】ウクライナ戦争に参戦するために訓練中の北朝鮮兵士 チョン・ハギュ報道官はこの日の定例会見で「１万人以上の北朝鮮兵士がロシアに派遣され、そのうち相当数がクルスクを含む戦線地域に移動したと韓米軍情報機関が把握している」と話した。 チョン報道官は、戦線に投入された北朝鮮兵士４０人余りが戦死したという政府関係者の言葉を引用した韓国メディアの報道に対しては「確認できる内容がない」と答えた。 これに先立ち、米国国防総省のマシュー・ミラー報道官も４日（現地時間）の会見で「（トニー・ブリンケン）国務長官は先週８０００人の北朝鮮軍がクルスクに派遣されたと話したが、今われわれは１万人に達する北朝鮮軍がクルスクに向かったと評価している」と話した。 ミラー報道官は北朝鮮軍がすでにクルスクで戦闘に参加しているのか聞かれると、「彼らが戦っているというメディアの報道を見た」としながらも「私はそれについて確定的に話すことはできない」とした。