ウィリアム皇太子「妻と父への温かいメッセージに感謝する」
イギリスのウィリアム皇太子は7日、父のチャールズ国王のがんの公表と妻のキャサリン妃の手術後初の公務で、「妻と父への温かいメッセージに感謝する」と述べました。 イギリス王室では、チャールズ国王が前立腺肥大症の手術を受けた後、がんと診断されたほか、キャサリン妃が腹部の手術を受けるなど、健康状態に関する異例の公表が相次いでいます。 こうした中、ウィリアム皇太子は7日、チャールズ国王のがん公表とキャサリン妃の手術後初の公務で、航空機を使った救急業務を支援するパーティーに出席しました。 ウィリアム皇太子「この場を借りて、妻と父への温かい支援のメッセージに感謝します」 チャールズ国王とキャサリン妃が公務を延期していることなどから、イギリスメディアは、「ウィリアム皇太子にスポットライトが当たることになるだろう」と報じています。 一方、弟のヘンリー王子は、チャールズ国王の見舞いのためロンドンを訪れていましたが、7日、アメリカ・カリフォルニア州の自宅への帰路につきました。 イギリスメディアは、「ヘンリー王子は、ウィリアム皇太子とは面会せず、関係改善の兆しは見られなかった」としています。