日本人初「国際山岳医」となった女性医師 「登山者が生きて帰る」を支える
プロフィール
大城 和恵(おおしろ・かずえ)/国際山岳医 1967年長野県生まれ。日本大学医学部を卒業後、同附属病院第1内科に入局。2002年に札幌市へ移住し、札幌孝仁会記念病院などに勤務。10年にUIAA(国際山岳連盟)/ICAR(国際山岳救助協議会)/ISMM(国際登山医学会)認定英国国際山岳医の資格を日本人で初めて取得。同年12月、札幌孝仁会記念病院などで山岳外来を開始した。11年、北海道警察山岳遭難救助アドバイザーに就任し、13年には三浦雄一郎氏のエベレスト遠征隊のチームドクターとして参加。22年6月、日本大学病院にも登山外来を開設した。現在も山と病院で診療しつつ、全国各地で山と登山に関する講演や講習を行っている。
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