ゴーン氏再逮捕 弁護人の弘中氏が緊急会見(全文2完)圧力を掛けるという意味で人質司法
これは日本の人質司法と言えるか
司会:(英語) ドイツ公共放送連盟:ARDドイツ放送の【コバヤシ 00:26:37】と申します。今回の再逮捕なんですけど、先生ずっと異例、異例っておっしゃってますけれども、これは日本の人質司法だとはっきりということが言えるんでしょうか。 弘中:さっき申し上げたとおり、捜査を進めるのに身柄を取る必要性はないし、逃亡あるいは在所隠滅の恐れもない人を逮捕する、身柄を拘束したわけですから、これはその身柄拘束という状態を利用して、被告人へ圧力を掛けるという意味で人質司法であるというふうに思います。 司会:(英語)
なぜゴーン氏の会見日ツイートを止めなかったのか
Nikkei Asian Review:Nikkei Asian Reviewの【スギウラ 00:27:24】と申します。ゴーンさんの保釈条件として、インターネットの使用というのは禁止されてると思うんですけれども、きのうTwitterを開設して、会見日を発信するっていうことをなぜ止めなかったんでしょうか。 弘中:保釈条件については高野弁護士のほうが詳しいので、私は簡単に申し上げますが、インターネットの使用は禁止されてるというふうな保釈条件になってるとは理解していません。 司会:オッケー、【ヒトミ 00:27:54】さん、どうぞ。ヒトミさん。(英語)
予定していた会見では何を訴えるつもりだったのか
AP通信:AP通信のヒトミです。記者会見を11日に予定されていたということで、内容に関してもお話をしていらっしゃったとしたらば、そこで何をおっしゃりたかったのか。そして無実だとおっしゃるのであれば、どこのポイントでそこを強く、今まで弘中さんがおっしゃっていたこと以上に、ご本人から何をおっしゃる予定だったんでしょうか。できる限りのことを教えていただけますか。 弘中:先ほど、再逮捕をまったく考えなかったというのはどうかしてるという話ありましたが、われわれ再逮捕はあり得ると思っていましたので、ゴーンさんのほうでは、その場合に備えた動画の形で11日に言うべきことは記録して、それはもうすでに。 【失礼しました 00:29:23】、その11日に話すのとまったく同じかどうかは分かりませんが、ゴーンさんとして最低限言うべきステートメントは、動画として記録してそれは公開する予定があります。 司会:(英語)