「お父さんが稼ぐ!」フライング2回したボートレーサーの愛娘 代わりに、54歳・競輪選手の父が奮起
熊本競輪場のモーニング「熊本けいりん夏まつり再開F2(FII)」が27日、幕を開ける。7Rのチャレンジ予選を走る米丸俊成(54歳・熊本=72期)に話を聞いた。 今回は追加による参戦となった米丸はメンバー表を眺めるなり目を丸くした。本デビューを走った4場所12走のすべてのバックを取り10勝2Vを挙げている小川三士郎を目標に得たからだ。 「いやいや、これは大変。佐世保で3番手を回ったけど強かったから。オレよりも(3番手を回る)時松がドキドキしているかも。1番車だしスタートは大事だから。さっき時松と会ったら、今からもうソワソワしていて一生懸命、体操をしていた(笑)」と“高い家賃”に気を払った。 米丸と言えば、競輪界隈では若手女子ボートレーサーの米丸乃絵の父として知られており「娘も頑張っているしこっちも頑張らんと」と大きな原動力となっている。最近では、さらに頑張らねばならぬ事情があるようだ。 「娘がF2(フライング2回)をしてしまいガックリしているんですよ。配分が止まって休みになるし『お父さん、代わりに稼いでよ』って」 配分が止まった娘の分も、父がいざ立ち上がるか!?(netkeirin特派員)