小池知事定例会見6月9日(全文1)東京五輪選手村、宿泊施設のアイデアを募集
観光ボランティアのユニホームについて
次はボランティア。観光ボランティアのユニホームについてのお知らせでございます。観光ボランティアの新しいユニホームについて制作、これまでコンセプトをまとめていよいよ制作する事業者の募集に入るというお知らせでございます。今日から開始をいたします。で、観光ボランティアが使いますユニホームについては、これまで東京ブランドのあり方検討会で昨年から議論を行ってきたところでございます。 で、そこで5月の検討会では東京が持つ伝統と革新、この両方を海外からの旅行者の皆さんにしっかりとお伝えすると、そのために新しく公表されました、このアイコンですね、Tokyo Tokyo Old meets New。で、ここの赤いぽっちりは渋谷のスクランブル交差点という落款になっていますけれども、このようにこのアイコンそのものがOldとNewがmeetsしているということでございまして、ユニホームのほうは全てのアイテムに和風テイストの統一感がある。そしてそれを着てボランティア、私もボランティアになってみたいとか、そういう方がユニホームの素晴らしさによってさらに増えるといったことも狙いたいわけでございまして、そういったことをデザインで入れ込んで、制作まで一貫してできる、その事業者を今日から募集をいたします。 7月から8月にかけて審査を行いまして、9月には最終的に決定をしたいと考えております。ぜひ外国人の旅行者の方々に優れたおもてなしを提供しながら、東京の魅力もPRできると。そしてボランティア活動にふさわしいユニホームを作り上げていきたいと、このように考えております。前のユニホームは貸与という形で約2年お使いいただいております。あのアイコンがこのように変わるということもございますので、色調等合わせた形で新しいユニホームに変えていくという、これについてのお知らせでございました。
国際金融都市・東京の構想骨子の策定の報告
3つ目は、今度は国際金融都市・東京の構想骨子、これが策定をいたしましたので、ご報告申し上げたく存じます。今年の5月、国際金融都市・東京のあり方懇談会から出されました中間取りまとめを受けまして、このたび東京都としての新たな構想の骨子を策定いたしました。で、この骨子では副題が東京版金融ビッグバンという、その実現に向けた具体的な行動、アクションを3つの柱で整理をしたところでございます。 そして、この1本目でありますけれども、魅力的なビジネス面、生活面の環境整備ということでございます。金融系の企業に対して、法人二税の軽減、政策減税でありますけれども、これを検討して国にも働き掛けを行う。そして金融庁との連携で、金融業の登録申請など、これをスムーズに進める、ファスト・エントリー、この実現。生活環境の整備など、整備をしていくということでございます。整備を推進していくということです。 2つ目が東京市場に参加するプレーヤーを育成するということでございまして、官民一体の海外プロモーション活動を実施するということと、東京版フィンテックセンターともいうべき、企業家、投資家、研究機関などの集積の促進などを通じまして、フィンテック、そして資産運用業者の誘致、そして育成に取り組んでまいりたいと考えております。