小池知事定例会見6月9日(全文1)東京五輪選手村、宿泊施設のアイデアを募集
中央区晴海の選手村地区で水素を供給するエネルギー事業について
それから2つ目も選手村でありますけれども、中央区晴海の選手村地区で水素を供給するエネルギー事業、これについてのご紹介でございます。で、この水素供給などのエネルギー事業を行う事業者について公募いたしますのでお知らせをいたします。都では選手村地区で東京大会の、さらにその先をにらんで、先ほども申し上げた選手村ですけれども、そこを環境先進都市としてのモデルになるという位置付けにしたい。そして今年の3月に選手村地区のエネルギー整備計画をまとめたところであります。 で、CO2フリー水素の普及などを見据えまして、水素エネルギーなどの新しい技術の活用。これによる災害時の自立性の確保ができたり、それから快適な、エコな暮らしの両立といったことなどで低炭素社会の先駆けとなります、まち〓一帯 00:09:38〓が、そうやって水素で動きますという、そのまちをつくることも1つの、この東京大会の、東京からの発信になっていくと、このように思います。 具体的には水素ステーションをこのように整備をいたしまして、それから燃料電池バスなどの車両への供給、そして実用段階では日本で初めてになりますけれども、住宅などの街区への供給ということを進めてまいります。先ほど申し上げました内装の話でありましたけれど、選手村はさまざまな棟が、住宅、選手村用の棟が建つわけですけれども、そこのところにその水素が供給されるという流れになっていくわけであります。 それから大会時には世界中から多くの皆さまがお集まりになるということで、水素の活用、水素の有用性とか、わが国の最新技術を知ってもらうチャンスでもあります。そこで都が主体となりまして、プレゼンテーション事業を実施いたしまして、その際には今回、公募いたしますが、その選定された事業者にも協力いただいて水素供給システムの展示であるとか、パビリオンの設置などPRを行っていきたいと考えております。いずれにしましても本日から事業者を募集いたしますので、ぜひ積極的にご応募いただきたいと思います。それからご提案いただいた内容ですが外部の委員で構成いたします委員会で審査をいたします。そして結果は9月に決定という予定といたしております。都市整備局が担当となっております。