【OurAge読者の声を集めた「隣の50歳」】教えて!あなたの買い物の失敗談
2位「合わない服や、結局着ない服、買ったことを後悔する服の購入」
【513票】 「薄暗いお店で試着し、いいなと思って買った服。ところが家に帰って見てみたら、思ってた色と違かった」(不明) 「お店で試着し、店員さんに〝すごく似合いますよ〟と言われコートを買った。でも家で着て、よく見てみたら袖丈が短くて変だった」(56歳・専業主婦) 「頑張って痩せたときに買った服。でも買った一年後には太ってしまい、着ることがない」(44歳・パート・アルバイト) 「閉店ギリギリで服を見に行き、色で迷っていたら店員さんから〝人気商品なので、明日には在庫がなくなりますよ〟と言われ、2色とも買ってしまった。かなりの出費でした」(47歳・会社員) 「ほかの人と一緒の買い物で、本来の自分の趣味とは違う服やアクセサリーを〝似合うよ〟と勧められ買ったこと。一度も身につけないまましまいっぱなし、なんてこともあるので買い物はひとりで行く、を鉄則にしています」(57歳・会社員) 「ドライクリニーングオンリーの服を買ったが、クリーニング代がもったいなく感じてしまい、結局着ていない」(51歳・自営業) 「50代になり体に厚みがでて、頭の中で記憶している体型とは違ってきているのに、試着が嫌いなので試さず買ったらサイズが小さかったことがよくあります。かといって、小さいのは困るからと大きいサイズを買ってみると、体もそれに合わせて大きくなってくる……」(53歳・専業主婦)
3位「すでに家にあるものを買ってしまった、似たようなものを持っているのにまた買ってしまった」
【460票】 「まだ買ってないと思って購入した漫画の新刊や雑誌。ところがすでに購入済で同じものが家に2冊ある」(40歳・会社員) 「セール品だとすぐに飛びつき、すでに持っていることを忘れ同じものを購入してしまう。買ったこと自体に満足し、使ったり着たりすることなく忘れてしまっている」(57歳・専業主婦) 「とにかく欲しいと思ったものは衝動買いしてしまう性格。なので同じような洋服ばかりが増えていきます」(57歳・会社員) 「家にストックがあるのに買ってしまう。酢、醤油などなど。同じ雑誌を2度買ったのに気づいたときはショックでした」(不明) 「買い換えたスライサーが使い勝手が悪いので、違うものを買いに行ったら……同じスライサーの色違いを買ってしまい、悲しくなった」(不明) 「フライを作るためパン粉を買いに行ったのに買い忘れ、ストックがないと思い買って帰ったものが家にあったり。買い物の前にメモさえすれば防げる失敗が多いです。反省」(45歳・パート・アルバイト) 「同じような似たデザインの服ばかりつい買ってしまい、周囲からはいつも同じ服を着ていると思われていて悔しい」(47歳・パート・アルバイト) 「他人から見たら同じように見える服をいくつも買ってしまう。一時期、トレンチスカートが好きで2年ほどの間に10着買いましたが、今は流行も過ぎ、なかなか出番がありません」(42歳・会社員) 「セールという言葉に惹かれ買ったTシャツ。ところが去年、同じものを買っていた」(50歳・会社員) 「コロナが感染拡大して以降、アルコール消毒液を見かけるたびに買い集めていたら、いつしかそれが癖になり、収納の一角がアルコール消毒液の山に。先日近所のスーパーで、うちにあるのと同じ商品が80%オフでたたき売りされていて、ショックでした」(47歳・専業主婦) 重複して買ってしまったもので多いのは、調味料。次が本や雑誌だった。中には「ふだん調味料のストックは1コにしていますが、メモをし忘れたりするとマヨネーズが4本溜まってしまったり。他にはケチャップも3本になったことがありますが、一番呆然としたのはラー油が4コになったとき」や「スーパーへ行くと、どうしてか〝卵を買わないと!〟と思ってしまいます。けれど買って帰ると冷蔵庫には卵が……それが度重なり、家の冷蔵庫に4パック溜まったことがあります」「好きな作家の単行本を買って読んでいたら、途中で前にもう読んだ話だと気づいた。こんなことがよくあり、先日は同じ本を3冊買ってしまっていた」というコメントも。 最後に筆者が印象に残ったコメントをご紹介する。 「部屋の模様替えのついでにカーテンを新調することになり、全ての窓のサイズを測ってから買いに行きました。ところが買ってきたカーテンはどれもこれもサイズが窓に合わず、これには買ってきた自分自身がびっくり。配偶者からは〝交換してもらえばいい〟と言われましたが、また同じことを起こしてしまいそうなのでしませんでした。その代わりに自分で切って縫ったり、レースを足してみたりして窓のサイズに合わせることに。私も歳をとったなぁと思うことはよくありましたが、こんなことは初めてです。自分が怖くなりました」(56歳・専業主婦) ひとつもサイズが合っていないとは、これは確かにショック。〝自分が怖くなった〟というお気持ち、よくわかる。筆者も先日棚の奥を片付けていたら、けっこうな額のお金が出てきてびっくり!「こんなところに、なぜこれだけの金額を隠した(?)のか」、それを全く覚えていないショックときたら……。買い物に関することではないが、まさしく〝自分が怖くなった〟経験だった。 さぁもうすぐ4月、新年度の始まり。 新入学、就職、職場の異動や転勤、転職……ご家族やご自身が新しい環境にシフトするという方もいらっしゃることと思う。みなさんの新生活が順調な滑り出しを迎えますように。 イラスト/すぎうらゆう 構成・原文/編集部員・ギリコ