西岡良仁はディミトロフのサービスゲームを崩せず2回戦で敗退 [イタリア国際／テニス]

写真は男子シングルス1回戦での西岡良仁（ミキハウス）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」（ATP1000／イタリア・ローマ／5月8～19日／賞金総額909万4379ユーロ／クレーコート）の男子シングルス2回戦で、西岡良仁（ミキハウス）は第8シードのグリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）に5-7 4-6で敗れた。 ～BNLイタリア国際で初戦を突破した第8シードのディミトロフ選手～ 　シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ディミトロフはこの試合が初戦だった。自分のサービスゲームで僅か9ポイントしか落とさなかったディミトロフは一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、両セットとも最終ゲームをブレークして1時間37分で試合を締めくくった。 　同大会に6年連続出場（2022年の予選敗退を含む）となった28歳の西岡は、秋開催だった2020年に本戦で1勝をマーク。第25シードとして臨んだ昨年は、初戦となる2回戦でロレンツォ・ソネゴ（イタリア）に5-7 3-6で敗れていた。 　この結果でディミトロフは、西岡との対戦成績との対戦成績を3勝0敗とした。ローマでは2020年大会の2回戦で顔を合わせ、ディミトロフが6-1 6-0で勝っていた。 　今大会での西岡は1回戦でセバスチャン・オフナー（オーストリア）を6-3 2-6 7-6(4)で破り、ツアーレベルのクレーコートで今季初勝利を挙げていた。 　ディミトロフは3回戦で、第26シードのロレンツォ・ムゼッティ（イタリア）が5-7 0-1とリードされた時点で棄権したため勝ち上がった予選勝者のテレンス・アトマン（フランス）と対戦する。