「コレ背負って登校してみてー!」甲冑みたいな50万円のランドセルに「使うアテがないのに欲しい」とSNS興奮。中も本格的すぎた
日本皮革産業連合会が主催する10月24日に受賞作品が発表された革製品コンテスト「Japan Leather Award 2024」にて、「アーティスティックデザイン賞」を受賞したランドセルがSNSで話題です。 【画像集】中身や側面もこだわりがみっちり…! 画像集でランドセルを見る 「甲冑にヒントを得た」という斬新な見た目に、「欲しい」という声が続出しています。
プレスリリースによると、受賞したランドセルは村瀬鞄行(名古屋市中村区)が出品した『赤色小札黄銅鋲背嚢具足(あかいろこざねおうどうびょうはいのうぐぞく)』という作品です。同社のランドセル職人・岡田憲樹さんが制作しました。
作品名は「赤色の小札と黄銅の鋲を使った、背嚢という道具」という意味で、ランドセルの開閉部分(カブセ)は赤い小さなサイズの部品が折り重なるように外側を彩っており、側面(大マチ)にはさまざまな模様がデザインされています。 「カブセ部分は引張部分を利用し、1枚ずつ繋ぎ合わせることで甲冑を彷彿とさせるデザインにしており、大マチ部分は異なる革を組み合わせて模様を作り、下部には“睨みを効かせた顔”を左右に作り、より甲冑らしく見えるようにした」という、こだわりの逸品なんだとか。 また、制作の際「量産時に出る端切れとランドセルのパーツを利用しつつ、本来とは異なるパーツとして使用した」そうです。端切れを利用するアイデアも職人技ですね。
X(旧Twitter)では受賞したことが紹介されると、 「防御力高そう」 「使うアテがないのに欲しい笑」 「これなら大事に使ってくれるかも」 「コレ背負って登校してみてー!! あと十数年早く発売していれば……」 「あ、あっぶねぇ…もしオレが小学生だったら命かけて地面に寝転がって駄々こねてブラジルまで行くくらい欲しがってたかもしれない」 など、多くの「欲しい」というコメントが寄せられていました。 実際にこのランドセルは10月31日から受注を開始しており、販売価格は税込50万円。納期は注文日から6カ月とのことです。
BuzzFeed Japan