〔東京株式〕しっかり=情報技術や医薬品の一角も強い(28日後場寄り付き)
(後場寄り)午後の日経平均株価は前日比188円12銭高の3万8323円09銭で始まるなど、しっかり。前場に指数を押し上げた半導体株の一角が値を保っているほか、値がさの情報技術株や医薬品株なども強く、相場を支えている。 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比160円16銭高の3万8295円13銭、東証株価指数(TOPIX)は14.62ポイント高の2679.96と、ともに小幅上昇。米国株安や為替の円高を受けて売りが先行したが、米国の中国に対する通商政策を巡る思惑から半導体株の一角が切り返すなどして、日経平均もプラスに転じた。 69%の銘柄が値上がりし、28%が値下がりした。出来高は8億4187万株、売買代金は2兆1640億円。 業種別株価指数(33業種)は鉱業、水産・農林業、電気・ガス業、鉄鋼などが上昇。下落は精密機器、サービス業など。 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高1億8253万株。 【グロース】グロース250は小幅高。グロースCoreは続伸。 (10時10分)日経平均株価は朝に比べて下げ幅を縮め、3万8000円台を回復している。東証株価指数(TOPIX)は小幅高で推移している。外国為替市場では東京時間に入ってドル安・円高の流れが一服しており、株式市場でも押し目買いが入った。27日の午後3時時点と比べるとまだ円高・ドル安だが、トヨタ <7203> が反発するなど自動車株は総じてしっかりしている。ただ、「日経平均は最近2カ月のレンジ下限に位置しており、ショックに弱い状態だ」(大手証券)という。 (寄り付き)日経平均株価は前日比199円03銭安の3万7935円94銭と続落して始まった。米国株の下落を引き継ぎ、幅広い業種が値下がりしている。