埼玉・大野知事が会見 緊急事態措置を継続(全文1)交付金拡充を国に要望
5月末まで分散登校を認めないのか
東京新聞:最後にすいません。文科省が小学1年生、小学6年生、中学3年生に対して分散登校を認めるような発言がありました、通知がありましたけれども、県のほうは5月末まではそういったことも認めないといいますか、やらない方向ということでよろしいでしょうか。 大野:小学校1年生をお持ちの方、あるいは受験や、これから次の新しい未来に向けて開かれる、そういった方々にとって非常に心配であることはまったく理解ができるところではありますけども、国の指針のほうは実は特定警戒県、あるいはそれ以外についても実は分けていないのが状況であります。そのような中で都道府県に判断を求めていると、その是非についてですね、というのが文科省の見解というふうに理解をしております。 われわれとしては、現時点では埼玉県においてはこのような、小学1年生、6年生、中学3年生を含めてですけれども、学校について状況を変化させて、例えば解除をするような状況には至ってないというふうに考えておりますし、今日時点で教育長にも参加をいただいて本部会議も行いましたけれども、状況に変更はないという理解であります。 東京新聞:それは先ほどの美術館・博物館と同様に、確固たる、減少しないという確固たるものがないからということでよろしいですか。 大野:もちろん、実は減少というのは1つのそのうちの兆候でありまして、例えば再生産数だとか、あるいは孤発例とか、それぞれ見なきゃいけないもの、相対的でありますけれども、一番大きな例としては減少も確固たるものになっていないということが1つ挙げられると思います。 東京新聞:ありがとうございました。各社さんどうぞ。 大野:どうぞ。
特定の医療行為が必要な患者の病床は含むのか
毎日新聞:毎日新聞の鷲頭といいます。病床の確保についてなんですが、例えば透析患者や妊婦さんなど、ほかの医療行為が必要な患者さんについて、県のほうは、【**** 00:18:52】12床、重症患者45床を確保と書かれておりますが、この中には透析患者とか妊婦さんとか特定の医療行為が必要な方の病床は入っているんでしょうか。 大野:まず、原則として入っていません。原則としてというのはどういうことかというと、コロナウイルスを罹患をされて陽性で、なおかつ、そのほかの基礎疾患がある場合には、それが対応できる病院と対応できない病院があります。過去にも、具体例は申し上げられませんけれども、例えば透析が必要なコロナ患者がおられて、その方が入院できる施設っていうのは本当に限られていました。従ってこれは提示をさせていただいた12、48、そのあとの四百幾つっていう、ここには入っていないと、原則として。ただし、その中で見つけられた場合には、これまでもそこに誘導するといったことはございました。 なお、今、具体については今、定めているところではございますけれども、例えばがんなどについてはホワイト病院といって、新規のがんの患者さんが熱がある場合には新規でそういった方は受けられないような病院をつくるということで、もちろん熱がない、無症状のコロナ陽性者もいることはいるんですけれども、可能な限り基礎疾患のある方と分けるような措置を今、具体的な検討を進めているところであります。 毎日新聞:県の指定透析専門病院とかに感染症の病床の確保を求めるとか要請するとか、そういうことは考えているんでしょうか。 大野:先ほど申し上げたホワイト病院とそれ以外とを分けるっていうのが1つであります、まず1つは。つまり透析なら透析をやる人だけの病院をつくると。先ほど申し上げた新規の発熱がある方はそこには行けないと。あるいは陽性の方でも透析ができる施設が幾つかありますので、ただしそれは、そのために、コロナ用に取っているのではなくて、コロナ用に取ってる場合も使えるし、それ以外のものもありますが、原則としてはさっきの内数じゃなくて、外でわれわれは手当てをしていただくようにお願いをしているところであります。 ではNHKさん。 【書き起こし】埼玉・大野知事が会見 緊急事態措置を継続 全文2に続く