家にあるもので簡単に もしものときに役立つ冬の乾燥と寒さ対策 警視庁のアドバイス3選
令和6年能登半島地震から1年を迎えました。災害はいつ起こるかわからず、いざというときに落ち着いて行動できるよう、日頃の備えが大切です。警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)には、2024年も防災に役立つアイデアが数多く投稿されました。そのなかから、災害時はもちろん、寒い時期に試したい簡単ライフハックを3つ紹介します。 【写真】2アイテムで簡単 「簡易加湿器」の作り方 警視庁による実際の投稿 ◇ ◇ ◇
バケツと新聞紙で作れる簡易加湿器
感染症予防にも 簡易加湿器を作る方法に「この発想はなかった」と反響の声 空気が乾燥している時期は、ウイルスを含んだ飛沫の水分が蒸発し、長い時間、空気に飛散しやすくなります。感染症予防のためにも、手洗いうがいや換気のほかに湿度が大切です。そこで同課は、「簡易加湿器」の作り方を紹介。 【方法】 1. 新聞紙を丸めて筒状にする 2. バケツに入る分だけ筒を作る 3. バケツに水を張り、2の新聞紙を縦に入れる。「簡易加湿器」と表示しておく 冬の避難所生活は、寒さだけでなく乾燥対策も欠かせません。また、加湿器がない環境では、限られた物資で工夫が必要です。この方法なら、いざというときも簡単に加湿できそうですね。
毛布を着ることで寒さ対策に
買わなくてOK! 警視庁が教える毛布を使った寒さ対策に「本当に暖かいです」と反響の声 寒さが厳しい時期、家にあるもので防寒できるといいですよね。そんなとき、暖房器具に頼らなくても、毛布をうまく利用すれば寒さをしのぐことができるそう。同課が簡単テクニックを紹介し、反響を呼びました。 【方法】 1. 毛布の上端を30センチほど折り、羽織る 2. 毛布の裾を調整し、下半身がくるまるように左右の端を合わせて、紐などで腰部を縛る 3. 肩に羽織っていた毛布をいったん下に垂らし、紐で縛った部分より上に空洞を作るように羽織る 物資が少ない避難所生活では、防寒具を満足に持っていないことも多いでしょう。普段から毛布を羽織り慣れていると、もしものときも役立ちそうです。