錦織圭、6年ぶりのチャリティーイベントに参加 ファンに「(満員で)感極まる」と今季のあいさつ
◆テニス ▽ドリームテニスARIAKE(8日、東京・有明コロシアム) 2011年東日本大震災へのチャリティーイベントとして始まったドリームテニスが、コロナ禍などを経て、6年ぶりに開催。元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が参加した。今年は、収益の一部が日本テニス協会の能登地震震災復興支援事業に寄付される。 まず幕開けの第1試合で、ダニエル太郎(エイブル)と対戦。また抜きショットや、スライス合戦などで、真剣勝負とは違った楽しいプレーを展開。超満員のファンから「錦織頑張れ~」の声援がとんだ。 錦織は、今年、有明コロシアムでプレーするのは、9月の国別対抗戦デビス杯対コロンビア、10月の木下グループ・ジャパン・オープンの2回。ともに、錦織人気でチケットは完売した。この日も、チケットは完売。超満員で、ダニエル太郎が「この時期で、これだけ入る有明を見たことがない」と驚く中、錦織は「デ杯、ジャパンオープンでプレーし、この日も、こんなにお客さんが来てくれて、感極まりました」と、にこにこだった。 錦織は、2024年12月30日開幕の香港オープンから、2025年のシーズンをスタートさせる。香港オープンは主催者推薦枠、2025年1月12日開幕の全豪オープンは、公傷世界ランキング48位を使用して本戦からの出場となる。
報知新聞社