東京マラソン2020 招待選手会見(全文2)記録を書き換えてやろうと
海外招待選手の目標タイムへの感想は?
司会:あらためて、国内招待選手を代表しまして、大迫選手、設楽選手、井上選手に来ていただきました。あらためて皆さん、拍手をお願い申し上げます。さあ、大迫選手、今ちょっと、ひょっとしたらステージの下で海外選手の目標タイムは聞こえていましたかね。 大迫:はい、聞こえてました。 司会:一番速い選手で2時間2分をちょっと掛かりましたけども、それについて何か感想はお持ちですか。 大迫:特にないですね。自分のペースでしっかり走ればいいと思ってるので、速ければ速いで、ちょっと見送りますし、またペースが、ペース良ければ自分で付いていくような感じで考えています。 司会:設楽選手はどうでしょう、こうしたパーソナルベストから言えば強力な海外勢と戦うレースというのは、気持ち的にはどういうものがあるんですか。 設楽:まずは自分のレースができればいいと思っていますので、海外選手に食らいつけるような走りをしたいと思っています。 司会:井上選手はいかがでしょう、対海外という意味では。 井上:そうですね、せっかくの場なんでしっかりチャレンジしていって、攻めていきたいと思ってます。
国内招待選手への期待は?
司会:早野さん、やはり今どうしてもオリンピックの最後の一枠を懸ける戦いというのが日本勢にはあるので、非常にプレッシャーも大きいかと思うんですけども、どういうことを期待されてますか。 早野:この3名は、登壇されてない方も含めていろんな可能性があると思うんですけど、特にこの3名は三人三様、いろんな考え方があるし、ちょっと逆にオリンピックだけにこだわってないのかなっていうような発言も事前に多いので、私はそういった自分のレースをするっていう、本当に本気でおっしゃってるのかなっていうふうに思っております。 司会:特に3選手から常々感じるのは、タイムとかそういうことじゃなくて、勝ちたいんだ、勝つんだ、一等賞を取るんだというのがね。 早野:そういうコメントは多いですし、その中で勝つっていうことは、すなわちそういう記録を出していかなきゃいけないっていうことは分かった上でおっしゃってることかなっていうふうに私は聞いてましたが。 司会:それではご登壇いただきました日本の3選手には、ここではちょっとお手元に丸、三角、ばつの札をご用意させていただきましたので、これで答えていただく形で質問をさせていただいて、その中でコンディションとか思いというのを伺って。大迫さん、すいません、失笑されて、もう大変申し訳ございません。ちょっとお付き合いいただければというふうに思いますが。質問を幾つかこちらからさせていただこうと思います。お手元の札で答えてください。困ったら三角というのもありますので。 それでは、日本の3選手に投げ掛ける質問、1つ目。この大会に向けて積んできた練習は、自信がある。丸かばつか。この大会に向けて積んできた練習に自信がある。設楽選手がすごく迷って、三角を出されました。ちょっとあとで聞きますね。まずは大迫さん、ご自身のSNS等でも発信されているのを拝見しております。ケニアに行ってらっしゃったんですよね。 大迫:そうですね、2カ月半ほどケニアでトレーニングしていました。
いつ帰国したのか
司会:帰国は何日になるんですか。 大迫:1週間前ぐらいですかね。先週の土曜日ぐらいに帰ってきて。 司会:ケニアではどういうことを意識して練習されてきたんですか。 大迫:意識したというか、別にやることは変わらないんですけど、より練習パートナーがいたりとか、より標高が高いという中で今まで以上に、今まで以上にっていうか、別に変わったトレーニングはしてないですけど、今までどおりいい練習が積めたっていう感じですかね。 【書き起こし】東京マラソン2020 招待選手会見 全文3に続く