東京マラソン2020 招待選手会見(全文2)記録を書き換えてやろうと
初マラソンの感想は?
司会:そうですね。初マラソンの感想、ドバイのときの感想というのはどういうふうに今、持っていらっしゃるんですか。 モラ:まず最初にお礼申し上げます。ドバイのマラソンですが、非常にうれしく思っています。最初のマラソンですし、速いタイムで走ることができましたし、とても大きなことだと思っています。非常にうれしく思いました。 司会:その初マラソンのドバイのときの直前の仕上がりと、今の仕上がりを比べたら、コンディションはどうなんでしょうか。 モラ:2つのコンディションを比べてみると、どちらも良いのですけれども、足に故障がちょっとありましたので、去年は健康状態なんかも良好に走ることができましたけれども、どちらがいいかというと、ドバイのほうがより良かったのではないかと思います。 司会:その足のコンディションはもう大丈夫なんですか。 モラ:はい、治っています。治療を受けました。そして準備を積んでここに来たのです。
ベルリンで2時間3分台、自信になったのでは?
司会:初マラソンのドバイ、衝撃の3分台デビューからこの東京が2戦目ということになりますが、果たしてどんなインパクトを次の東京で見せてくれるんでしょうか。モラ選手の戦いにも非常に注目が集まります。 そしてレマ選手でございますけれども、こちらはマラソンはもう20戦近いキャリアを持っていらっしゃいますけれども、なんといってもベルリンで2時間3分台を出されました。これは自信になったレースだったんじゃないでしょうか。 レマ:まず最初に、ここ東京に招待してくださったレースディレクターの方に感謝申し上げます。それから、ここに来てくださった記者の方々、この会見を見学に来てくださった方々、参加してくださった方々にお礼申し上げます。スポーツ連盟の名前にてお礼申し上げます。東京に私は来ることができました。神様の助けもあり、ここでは、今は病気もはやっているようですが、それにもかかわらずここに来ることができたこと、これは簡単に見ていいことではないと思います。 ベルリンの話ですが、そうです。そのとおり、良いレースでした。勝ってやろうと、可能ならば世界記録も、と計画をしていました。しかし、たまたまミスを犯してしまって、足をひねってしまい、33キロメートルの辺りだったでしょうか、この失敗がなければもっと良かったとは思うのですが、それでも中断することなく完走することができました。今、ここ、日本にやってきたわけですが、良いタイムで良いレースをしようと計画して来日しました。ベルリンも良かったですけれども、ここでも良い走りができるだろうと、そういう気持ちを感じております。 私と一緒に、非常に優秀な友人たち、ランナーの人たちがやってきました。ここ日本では、日曜日には、強力なライバルになるだろうと思います。そして私たちでこの大会の新しい記録も破るのではないかと思い、そのようなことを夢見、計画して来日しました。