東京マラソン2020 招待選手会見(全文2)記録を書き換えてやろうと
エチオピアはマラソン五輪代表未定
司会:ベルリンでは途中でちょっと足をくじかれたふうに伺っていて、そこまでは早野さん、世界記録ペースで、レマ選手も。 早野:そうですね。3人争っていますからね。 司会:ということになりますよね。くしくも壇上の3人はエチオピアの選手でして、エチオピアはまだマラソン代表が決定していないということで、早野さん、東京オリンピック代表権を取るという意味でもおそらく意識がある。 早野:そうですね。メジャーのレースはやっぱりどうしても皆さん参考にされる大会だと思いますので。 司会:ということになるでしょうね。さあ、そして男子の記録のほうですけれども、男子のほうは世界記録2時間1分39秒というとてつもない記録が生まれておりますけれども、大会記録も2時間3分台に入っております。2時間3分58秒、この辺り、非常に皆さん各選手とも目指していくタイムなんじゃないかなというふうに思いますが、早野さん、ペースメークのほうは、早野さん、男子のほうはどうしていきますか。
トップ選手に日本人選手何人かが絡む?
早野:これも先ほどの女子と同じなんですが、いろんな方とお話をさせていただいた中で、やっぱり2つのペース。男子のほうは2つぐらいに分けたいなというふうに考えています。これが特に、トップのここにいる選手を中心とした選手と、それか日本人がもしかしたらそっちに何人か絡んでいくかなというところと、想定した上で、だいたい1キロを2分55から56ぐらいのところ、はっきりまだ決めかねているんですけど、それでだいたい結果が3分ちょうどぐらいから、だからたぶんネガティブスプリットで走ったりするので、3分を破ってくる、おそらくここにいる選手はそこを破っていきたいと考えていると思いますので、そういったペースを中心に考えて、第2グループのほうはこのあと日本人選手が中心になっていくと思いますが、でも、おそらく日本人選手は前のほうに行っちゃうんじゃないかって、そういうこともあるので。今のところは前の速いグループ、ファーストグループとセカンドグループは2時間55~56のところと58ぐらいのところで、ざっくりですけど考えております。 司会:正式にはこのあとのテクニカルミーティングで決定するということになりますが。 早野:明日の。 司会:明日ですね。 早野:はい。