東京マラソン2020 招待選手会見(全文2)記録を書き換えてやろうと
3月1日に開かれる東京マラソン2020を前に、国内外の招待選手が28日、記者会見を行った。 【動画】五輪代表「最後の1枠」への挑戦 東京マラソン招待選手の大迫、設楽らが会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「五輪代表「最後の1枠」への挑戦 東京マラソン招待選手の大迫、設楽らが会見(2020年2月28日)」に対応しております。 ◇ ◇
男子の海外招待選手紹介
司会:それではお待たせいたしました。続いて男子の招待選手をお迎えいたしましょう。まずは海外招待選手の登場です。 ナレーション:Tokyo Marathon 2020. International invited athletes, men's division. Number one, from Ethiopia, Birhanu Legese. Number two, from Ethiopia, Getaneh Molla. Number three, from Ethiopia, Sisay Lemma. Show your story. 司会:ステージ上、男子の招待選手、海外の招待選手、エチオピアのレゲセ選手、モラ選手、レマ選手をお招きいたしました。あらためて拍手をお願い申し上げます。さあ、早野さん、2分台、3分台、3分台というこの3選手です。女子も強力でしたけども、男子はすごいですね。 早野:そうですね。特にレゲセ選手は昨年、うちのレースで優勝した。あのコンディションの中で4分40秒台。皆さん世界中の関係者を驚かせた。そしてその結果をまた秋のベルリンで2分台を出すという、非常に素晴らしいパフォーマンスを。
司会:これがその去年のレゲセ選手のフィニッシュの瞬間ですけれども。レゲセ選手、去年のこの東京マラソン、どういうふうに今、振り返りますか。 レゲセ:去年のレースですけれども、少し気象状況が、つまり雨が降っていました。それにもかかわらずこうした良いタイムで走ることができて、非常にうれしく思っています。 司会:早野さん、あのコンディションの中で2時間4分台ですからね。 早野:本当に、さっき申し上げましたように、もう世界中の関係者が、レゲセってこんな強かったの? みたいなことを行く先々でお聞きしましたね。 司会:そしてこの半年後にはベルリンで2分台に突入すると。現在、世界歴代3位ということになりますが、レゲセ選手、やはりこの東京の勝利というのは、半年後のベルリンへの自信につながったんでしょうか。 レゲセ:はい、ここで去年、走って勝ったあと、ベルリンのために非常にしっかりとした準備をしました。ここで勝つことができて、そしてベルリンで勝つこともできました。今年も同様に、いい準備をしっかりしてきましたから、神様と共に優勝することができるだろうと思っています。 司会:もう1つ。今年の現段階での手応えと、去年のこの時点での調整段階の手応えと比べて、どっちがコンディション的には上ですかね。 レゲセ:去年と今年を比べてみると、調子がいいのは今年です。なぜかというと、しっかりとした十分な準備を積んできたからです。マラソンを走るためです。今年は気象条件も、その他全てのことが去年より良いと思われますので、良い走りができると信じています。 司会:となると早野さん、期待できそうですね。 早野:そうですね。あとの2人との争いも含めてすごいレースになるなと思います。 司会:そういうことになりますね。お隣にいるモラ選手、モラ選手もマラソンは2回目ということなんですが、早野さん、初マラソンのドバイが2時間3分34秒で、初マラソンのワールドレコードということで、衝撃的な選手でしたよね。 早野:そうですね。それもやっぱり話題になってましたね。