レッドソックス吉田正尚、左腕ロドン相手でもスタメン6番…試合前には昨季まで同僚バードゥーゴとハグ
◆米大リーグ レッドソックス―ヤンキース(15日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) レッドソックスの吉田正尚外野手が「6番・DH」でスタメン入り。今季9勝2敗と好調のヤンキース先発左腕ロドンと初対戦になる。出場過多となっていた遊撃手の左打ちハミルトンに休養が与えられ、4月28日(対カブス)以来、今季8度目となる打順「6番」に入った。 メジャーで右投手に対し、打率2割9分1厘、13本塁打、左投手には打率2割6分、4本塁打。「6番」では今季7試合に出場し、1本塁打を含め、打率3割9分1厘となっている。 左手親指付け根の負傷で約1か月半戦列を離れた。マイナーでのリハビリ出場2試合で、復帰し、ここまで3試合に出場して10打数1安打。試合前にメディア対応したコーラ監督は「ヒットは出ていないけれど、打席内容は悪くない。ボールの見極めはしっかりと出来ている。ストライクゾーンをコントロールし、打つべき球を打ちに行っている。タイミングが合うまで少し時間が掛かっていると思う」と、辛抱強く見守っている。 吉田はこの日、試合前に昨年レッドソックスからヤンキースにトレードされたバードゥーゴとハグを交わして雑談。昨年はWBCのメキシコ戦で対戦し、本拠地のロッカーが隣と、仲が良かった元同僚と健闘を誓いあった。
報知新聞社