巨人の「名に恥じぬように来季、日本一を目指す」復帰の橋上秀樹作戦戦略コーチが所信表明
巨人のOB会総会・懇親会が7日、都内のホテルで行われ、通算868本塁打の世界記録を持つ王貞治氏(84)=ソフトバンク球団会長=から阿部巨人に熱いエールが送られた。冒頭の壇上あいさつで阿部慎之助監督(45)ら現コーチ、首脳陣を前に、投手や守りの大切さを説き、指導する上で「丁寧」をキーワードとするように要望した。 ********** そうそうたるレジェンドたちの前で、壇上に上がった新たな巨人コーチ陣が所信表明した。橋上秀樹作戦戦略コーチ(59)は「なんと言ってもジャイアンツの歴史と伝統は野球界の人間としては非常に重たく感じています」と緊張した面持ちで語った。 12~14年は阿部監督の現役時代に戦略コーチとして指導した。今季の得点数はリーグ4位の462。豊富な経験や分析力などで得点力アップや1点をもぎ取るすべにも期待がかかる。「その(巨人軍の)名に恥じぬように来季、日本一を目指すように精いっぱい頑張ります」と決意を述べた。 今季は鉄壁守備がリーグVの力になった。古城内野守備コーチは「基礎を大事にしてプレーさせていきたい」。外野には浅野らがおり、松本外野守備兼走塁コーチは「力をつけられるように指導して日本一に貢献できるように」と力を込めた。 今季限りで現役を引退した立岡3軍外野守備兼走塁コーチは「若い選手が支配下の選手を突き上げて、チームの底上げにつながるように頑張ってまいります」と語った。コーチ陣も一丸となってリーグ連覇と日本一へ歩を進める。
報知新聞社